三つ子の魂百まで

研究所勤めの研究者から大学教員になった夫は「10歳くらいの頃には今の自分の専門に通じる理解、興味はほぼ確立していたと思う」と言います。これは特別な人の話ではなく、様々なしがらみがなかった10歳頃(あまりにも幼い頃は興味はまだはっきりしないので)に考えていたこと、興味というものがその人の本質だと私たちは考えているところがあります。最近、高校時代の後輩がある画像を送ってくれました。私が高校生の頃のものです。当時、インドシナ難民のボート・ピープルの亡命が社会問題化していたのですが、親が日本語や日本社会を学ぶ間にたくさんいる子供たちのお世話をするベビーシッター支援ボランティアをしていました。おむつを替えることから勉強を教えることまで。まさになるみ塾のスタートだったのかもしれません。