一緒に考える時間

発達に偏りがある子の学習面での特徴として、計算の途中式を書きたがらない、分数やひっ算で独特のこだわりがあるなど、算数の苦手さがあります。私も数学が嫌いだった、苦手だったという方は多くいますが、うまく言葉には表現しにくいのですがちょっとそれとは違うのです。そのような子たちに親や教師は「正しい方法(テクニック)」を教えてしまうことが多いですが、マイナス×マイナスがプラスになることや0より小さい数字の世界を一緒に考えていく指導が彼らの心を柔らかくしてくことが多いです。時間がかかりますが大切な指導だと考えています。