本当に困っていることは話していない

ASDの子どもはもともと聞かないと自分の思っていることを話さないため、ふいに話し出すと周囲の大人はその内容に過剰に反応しがちです。けれど、彼らは優先順位をつけることの苦手さから、本当に困っていることではなくてその時ちょうど困っていることをただ口にしていることが多いです。そのために周囲とすれちがうのです。