ハキハキ・ぺらぺら

『教師に愛想もよくてよく話すのに、いざ検定試験となると全く受からない学生がいる』と日本語教師の友人が呟きました。視覚優位・聴覚優位の問題として片付けることは簡単ですが、話せてしまうことは本人の困り事に周囲が気付きにくくなるので、教育現場では大切な視点だと思っています。よく話す子はわかっていると誤解されやすいということです。ハキハキ話す子は理解した上で話していることが多く、ぺらぺら話す子は深くは理解できずに反射神経で答えていることが多い印象です。