子育てのゴール

恵まれた環境の中で自由奔放にできている子を「あの子は自立している」と言ったり、親の愛も物もすべて独り占めできている子を「人に優しくできる子だ」と言ったり。疑問に思うのです。経済的に苦しかったり、親の庇護を離れても、本当に同じふるまいができるのかなと。幼い子は好きな折り紙をおともだちにあげられたら「優しい子」です。でも、思春期以降の子どもたちの自立や優しさは、もっとゴールを遠くに設定してその力がついているかを見ることが大切かもしれません。