福祉と教育

この2年かかわらせていただいている社会福祉法人では、10代から20代前半の若者に対するシームレスな支援活動の一つとして「学習支援」を取り入れています。本来は手を取り合うべき福祉と教育は、その思想と立場の違いからなかなか交わることがないのが現状です。この2年はいわばその活動の種まきのような時期でしたが、最近は一人の利用者さんに対してどのような支援が必要かというかなり真剣なやりとりをする場面が出てきました。少し次のステージに入った印象です。次回からは学習支援の後に学習支援員としての目線からどのような気づきがあったかという報告をする時間をいただけることになりました。新しい枠組み作りに取り組むスタッフの本気度に、少し、大きく感謝をした日。