教員

教師は世間知らずだとか、一度外の仕事をやってからなるべきだなどとよく言われます。このような批判がでる背景には、保護者や子どもたちへの理解が教員側にないことがあるからでしょう。なぜ理解ができないのか。周囲の大人を眺めたとき、自分の生い立ちやコンプレックスに対して悩み、格闘し、社会と折り合いをつけ、そしてサバイブして今に至っている方々は、たしかに素敵です。そして、マイノリティや弱者への温かいまなざしがあることが多いです。克服経験をもたずに優等生のまま大人になると、苦しみもがく子どもの気持ちがわからないことが多いのかもしれないです。